他者と働く──「わかりあえなさ」から始める組織論の表紙

他者と働く

「わかりあえなさ」から始める組織論

宇田川 元一NewsPicksパブリッシング200ページISBN 9784910063010

コミュニケーションタグで同率18位(55冊中)。Zenn・Qiitaなどの1記事で紹介(時点)。

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    対立する相手にも価値観に基づく解釈(ナラティブ)があり、その溝に橋を架ける手段が対話だという主題で組織論が語られるとしている。入社当初はナラティブを理解できず何度か挫折したが、セキュリティ診断と開発の双方の立場を経験して概念を知覚し、通読できたという。巻末まで読むとタイトルの重みを実感し、キャリアイメージを考えるうえで重要な本になったと評価し、エンジニア以外の社会人にも勧めている。

この本について

組織内の忖度や対立、抑圧といった問題を、異なる価値観に基づく解釈(ナラティヴ)の隔たりとして捉え、対話を通じて向き合う組織論である。組織の厄介な問題が当事者それぞれの合理性から生じることを踏まえ、前半ではナラティヴの溝を渡る四つのプロセスを示す。後半では、総論には賛成でも各論で対立する場合、正論が相手に届かない場合、権力が溝を生む場合を題材に、対話の実践を考える。対話を妨げる要因や、ナラティヴで扱える範囲にも目を向ける。異なる立場の相手と働く場面で、対話を通じて組織の問題に向き合う考え方を学べる。対象はエンジニアに限らず、社会人全般である。

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