コンピュータサイエンス探偵の事件簿 ―データ構造と探索アルゴリズムが導く真実の表紙

コンピュータサイエンス探偵の事件簿

データ構造と探索アルゴリズムが導く真実

Jeremy Kubica, 鈴木 幸敏オライリー・ジャパン268ページISBN 9784873118437

アルゴリズムタグで同率25位(50冊中)。Zenn・Qiitaなどの1記事で紹介(時点)。

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  • IT読書記録「コンピュータサイエンス探偵の事件簿」 Zenn · daidai-orange ·

    最近読んだIT関連書として本書を紹介し、全章を読んだとは限らないと断っている。元刑事の探偵が盗難事件を追う物語では、線形探索や二分探索が捜査に結び付けられ、章の区切りには概念を補う解説コラムがあると述べる。配列好きの牧場主などの命名を面白がる一方、魔術師の登場は世界観の理解を妨げたという。アルゴリズムを物語で紹介する試みは興味深いが、小説の色合いが強く、現実の事例との結び付けには難しさを感じ、初学者向けかは判断に迷うとしている。

この本について

元刑事の私立探偵フランク・ランタイムが警察署の書類盗難を調べる物語を通じ、探索アルゴリズムとデータ構造を学ぶ本である。捜査で情報提供者や船、隠されたメッセージ、容疑者、書類などを探す場面に、線形探索・二分探索・幅優先探索・深さ優先探索・バックトラック・並列探索・反復深化・最良優先探索を結び付ける。配列とインデックス、スタック、キュー、転置インデックス、二分探索木、トライ木、優先キュー、ヒープを扱い、探索の経験則や探索困難問題にも進む。二分探索木への容疑者追加や、優先キューを使う捜査も題材となる。各章の事件を軸に概念を紹介し、章の区切りには登場したアルゴリズムの説明コラムを置く。盗難事件の捜査から国家転覆を企てる魔術師たちの陰謀へ物語が広がる構成である。

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