みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」の表紙

みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」

日経コンピュータ, 山端 宏実, 岡部 一詩, 中田 敦, 大和田 尚孝, 谷島 宣之日経BP256ページISBN 9784296105359

プロジェクトマネジメントタグで同率17位(36冊中)。Zenn・Qiitaなどの1記事で紹介(時点)。

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    2001年の三行合併から2019年の完了まで、IT業界の「サグラダファミリア」と呼ばれたシステム統合の経緯を追うドキュメンタリーとして紹介している。経営陣のIT軽視、ブラックボックス化した旧システム、大規模障害、統合をめぐる各社の思惑などが絡み合い、巨額プロジェクトに至った全容を描くと説明し、そこで示される課題は自分たちにも起こりうるとしている。

この本について

みずほ銀行の勘定系システム刷新を、二度の大規模障害と統合完了までの経緯、プロジェクト運営の両面から記録した一冊である。三行の合併後も残った旧システムの複雑さや、経営陣のIT軽視、関係各社の思惑が、刷新の停滞や障害にどう関わったかをたどる。第一部では、35万人月、4000億円台半ばを投じ、約1000社が参加した新システム「MINORI」の開発と移行を扱う。SOAの全面導入、現状踏襲を避ける要件定義、ベンダー間の管理、移行に向けた準備を取り上げ、完了後の金融デジタル化戦略にも触れる。続く部では2011年の障害と再発防止策、2002年の障害に至る経緯を検証する。老朽化した基幹システムの刷新や、大規模なシステム統合の計画・管理を考える際の事例となる。

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