入門WebAssemblyの表紙

入門WebAssembly

Rick Battagline, 株式会社クイープ

出版日: 2021/12/15

出版社: 翔泳社

ページ数: 312ページ

最終更新: 2022年6月22日

人気スコア: 191

どんな本?

WebAssembly(Wasm)の基礎から実践までを網羅した入門書です。Webアプリケーションのパフォーマンスを劇的に向上させるコンパクトなテクノロジーであるWebAssemblyについて、その動作原理、導入すべきケースと見送るべきケース、開発・展開手法を、Web開発者が実践できるレベルで習得できます。本書では、単なる知識の習得に留まらず、デバッグ方法、コンフリクト検出ツールの作成、他のアプリケーションとの連携といった、実際の開発・運用で必須となる実践的なスキルも学べます。ブラウザやNode.jsへの導入、ブラウザデバッガでのコード検証、メモリ操作、トラブルシューティングまで、具体的な内容を丁寧に解説。ユーザー体験の向上を目指すWeb開発者にとって、WebAssemblyを効果的に活用するための必携の知識を提供します。ツールの自作やコンパイラ出力の評価といった、より踏み込んだトピックも扱います。

この本に言及している記事

Z

2022年上半期に読んだ技術書

by adwd on Zenn 2022年6月22日
"WebAssemblyのアセンブリ言語であるWATを中心に、Node.jsやブラウザでのWASM実行を解説。WASMが外部環境とどのように連携するか、またバイナリサイズが大きくなる制約などを理解できる。実務でWATを直接記述する機会は少ないものの、仮想スタックマシンとアセンブリ言語の仕組みをnpmとブラウザがあれば学べるという、ユニークな学習体験を提供。WASMの内部構造と動作原理を深く知りたい開発者にとって有益な一冊。"