ユーザーストーリーマッピングの表紙

ユーザーストーリーマッピング

Jeff Patton, 川口 恭伸, 長尾 高弘

出版日: 2015/7/25

出版社: オライリージャパン

ページ数: 368ページ

最終更新: 2024年12月19日

人気スコア: 85

どんな本?

本書は、ユーザーストーリーマッピングの提唱者であるジェフ・パットン自身が、その手法を包括的に解説する決定版です。読者は、優れたストーリーマッピングを作成するための基本コンセプトから、ユーザーストーリーを深く理解し、プロダクト開発の各イテレーションやライフサイクルで効果的に活用する方法までを体系的に学べます。特に、製品開発、UXデザイン、業務要件定義の現場で、関係者間の共通理解を醸成し、使いやすく実現可能なサービスや商品開発を目指すすべての方にとって、実務直結のノウハウが得られます。本書の強みは、作者自身による手法の解説、そしてマーティン・ファウラーやアラン・クーパーといった著名な専門家による序文、さらに日本語版特有の「日本語版まえがき」も収録されている点です。これにより、理論と実践の両面からストーリーマッピングの本質を理解し、プロダクト開発の質を向上させたいと考えるすべての人々にとって、必携の一冊と言えるでしょう。

この本に言及している記事

Q

自称テックリードを支える技術書Top10

by HrsUed on Qiita 2024年12月19日
"プロダクト開発に関わる全ての人におすすめできる一冊。特に第0章には、開発マインドと手法の根幹が凝縮されている。ウォーターフォール開発からアジャイル開発へ移行する際の衝撃や、MVPの真の理解を助け、エンジニアだけでなくPdMにも役立つノウハウが詰まっている。ユーザー課題の本質的な解決方法を学び、プロダクト開発に立ち向かうための良きパートナーとなる。チケット管理の粒度整理にも効果的。"