Vertex AIで作る AIパイプライン入門の表紙

Vertex AIで作る AIパイプライン入門

坂本俊之

出版日: 2022/10/19

出版社: C&R研究所

ページ数: 328ページ

最終更新: 2025年8月16日

人気スコア: 60

どんな本?

本書は、Google Cloud Platform(GCP)を活用したサーバーレスAI開発、特にVertex AIを用いたAIパイプライン構築に焦点を当てた実践的な入門書です。GCSやBigQueryといったストレージサービスとの連携、機械学習モデルの学習プロセスを埋め込んだデータパイプラインの構築方法を具体的に解説します。バックエンド経験はあるがAI開発未経験の読者を対象に、TensorFlowの基礎からVertex AI上での実行方法まで、段階的に学べる構成となっています。CHAPTER 01からCHAPTER 07まで、AIパイプラインの概念、基礎、推論パイプライン、カスタム学習パイプライン、オーケストレーション、多様なデータ形式の扱い、そしてワークベンチとパイプラインの連携まで網羅。実務では、データの前処理からモデルのデプロイ、継続的な学習までの自動化に貢献し、開発効率の向上や迅速なモデル改善を実現します。GCPのAIサービスを効果的に活用し、最先端のAI開発フローを習得したいエンジニアにとって、必読の一冊です。

この本に言及している記事

Z

2025年8月版読んでいて良かった本紹介

by Akasan on Zenn 2025年8月16日
"AI開発におけるパイプライン構築に特化した書籍で、MLOps導入の基礎知識を体系的に学べます。最新環境とは完全に一致しない部分もあるものの、AIモデル開発からデプロイ、運用までの一連の流れを理解する上で、コンセプトをしっかりと掴むことができます。実運用を見据えたAI開発プロセスを構築したいエンジニアや、MLOpsの重要性を理解し、自らのプロジェクトに適用したいと考えている方にとって、貴重な指針となるでしょう。"