Bugハンター日記の表紙

Bugハンター日記

Tobias Klein, 新井 悠, 長尾 高弘

出版日: 2012/6/23

出版社: 翔泳社

ページ数: 224ページ

最終更新: 2025年6月18日

人気スコア: 72

どんな本?

本書は、7つの実際のBug発見事例を通して、熟練したハッカーがどのように脆弱性を見つけ出し、報告するのか、その一連のプロセスを詳細に解説します。脆弱性の元となるBugの発見から、テストのための検証用コード作成、そしてベンダーへの報告まで、Bugハンターの思考と行動を具体的に追体験できます。読者は、脆弱性のある箇所の特定方法、効果的なテスト手法、そして建設的な報告書の作成スキルを実践的に学べます。本書で解説されるBugは、著者が実際に発見したものをベースにしており、その発見に至るまでの試行錯誤や洞察は、他の一般的なセキュリティ入門書にはないユニークな強みです。全ハッカー予備軍にとって、現実のBugハンティングの世界を理解し、自身のスキルを一段階引き上げるための必読書と言えるでしょう。

この本に言及している記事

Z

本棚にあるQA関連+αの書籍リスト

by じょー on Zenn 2025年6月18日
"ソフトウェア開発の現場で、バグハンター(テスター)がどのようにしてバグを発見し、品質向上に貢献していくのかを、日記形式でリアルに描いた一冊です。具体的なバグ発見のプロセスや、テスターとしての心構え、そして開発者とのコミュニケーションの重要性などが、ストーリーを通して伝わってきます。テスターの仕事の面白さと奥深さを感じられるでしょう。"