読んだ技術書を記録していくだけの記事
by 福島 隆宏 on Zenn 2023年4月10日
"大学の教科書のような体裁で、ハードウェア、ソフトウェア、ネットワーク、プロセスと、システム全般の分散システムについて記載されている。筆者は、重要な内容が含まれていると感じつつも、現時点では自身のレベルには合わないと感じた。分散システムの基礎理論を体系的に深く学びたい研究者や、高度な分散システム設計を目指すエンジニアにとって、参照すべき専門書。"
分散システム (第2版) (未来へつなぐデジタルシリーズ 31)
水野 忠則, 石田 賢治, 小林 真也, 佐藤 文明, 中條 直也, 寺島 美昭, 南角 茂樹, 宮内 直人, 山口 弘純, 山下 昭裕
出版日: 2019/9/12
出版社: 共立出版
ページ数: 249ページ
最終更新: 2023年4月10日
人気スコア: 60
どんな本？
現代のユビキタス・パーベイシブコンピューティング時代において不可欠な分散システムの基本技術を網羅的に学べる一冊です。本書では、一台単独で動いていたコンピュータをネットワークで有機的に統合し、巨大な情報システムとして機能させるための核心技術を解説します。分散システムアーキテクチャ、プロセス、クライアントサーバ、通信、名前付け、時計と同期、フォールトトレラント性、セキュリティといった基盤技術から、分散ファイル、オブジェクト、Webシステム、パーベイシブシステム、分散組み込みシステム、密結合型分散システムまで、多岐にわたるトピックを「わかりやすく、かつ親切に」説明。第2版では、初版刊行後の技術革新を踏まえた内容アップデートに加え、ファクトリーオートメーション、車載電子システム、電力通信システムとスマートメーターなど、実世界の具体的な分散システム事例を紹介する新章を設け、より実践的な理解を深めることができます。現代の複雑な情報システムを設計・構築するために必要な、体系的な知識と応用力を習得したい方に最適な書籍です。