今年読んだ書籍の読書記録【2021年版】
by Hideharu Nagakura on Qiita 2021年12月25日
"中学数学レベルの知識でAI（機械学習）のエッセンスを理解できる、初心者向けの解説書。複雑な数式や専門用語を極力排除し、直感的な理解を促すような説明が特徴です。AIや機械学習の基本的な仕組みを知りたい、しかし数学に苦手意識があるという方にとって、まさにうってつけの一冊。この本でAIの基礎概念を掴むことで、より専門的な学習へのハードルが大きく下がりました。"
はじめての機械学習 中学数学でわかるAIのエッセンス (ブルーバックス 2177)
田口 善弘
出版日: 2021/7/15
出版社: 講談社
最終更新: 2021年12月25日
人気スコア: 50
どんな本？
中学数学の知識だけで、AI・機械学習の核心を理解できる画期的な入門書です。難解な数式やプログラミングを一切使わず、k近傍法、主成分分析、決定木、ニューラルネットワーク、深層学習(ディープラーニング)といった主要な手法の本質を平易な言葉で解説します。近年のAIの目覚ましい進歩、例えばセンター試験での英語能力、将棋・囲碁での人間超え、画像生成能力などを支える機械学習の原理を、具体的な事例を交えながら紐解きます。本書は、AIや機械学習の仕組みを知りたいが、専門的な知識に抵抗がある読者にとって、その第一歩を踏み出すための強力なガイドとなります。ビジネスや研究でAI・機械学習が不可欠となる中、その「なぜ」「どうして」を理解することで、応用への道筋が見えてくるでしょう。特に、画像処理、自然言語処理、予測モデル構築など、幅広い分野の基礎となる考え方を習得できます。