数式をプログラムするってつまりこういうことの表紙

数式をプログラムするってつまりこういうこと

鈴木 雅也, 渡辺 将人, 井上 史斗

出版日: 2020/9/11

出版社: ソシム

ページ数: 280ページ

最終更新: 2024年7月9日

人気スコア: 67

どんな本?

「プログラマーだからといって数学に強い必要はない」という考えに一石を投じ、数式への苦手意識を克服し、アルゴリズムや機械学習を深く理解したいプログラマーのための実践的な一冊です。本書では、簡単な数式をPythonコードに落とし込む訓練を繰り返し行うことで、数式を読む力とプログラムに実装する力を同時に養います。具体的には、統計分析の基礎となる平均、標準偏差、F値から、機械学習の素地となる距離関数や分布、そして簡単な機械学習モデルの実装までを段階的に解説。各節に練習問題が用意されており、手を動かしながら着実にスキルを習得できます。この本を読むことで、理論書に登場する数式への抵抗感がなくなり、機械学習などの先進技術をより深く、自信を持って使いこなせるようになるでしょう。プログラミングスキルを次のレベルに引き上げたい方、数式アレルギーを解消したい方におすすめです。

この本に言及している記事

Q

技術書?

by Nakayama on Qiita 2024年7月9日
"数学とプログラミングの架け橋となる、類書が少ない貴重な一冊。積んでいても「ちゃんと読む」決意を促されるほどの、示唆に富む内容です。数学の歴史や証明、STLのコードなどに触れつつ、数式をプログラミングでどう扱うかを解説。C++(主にSTL)のサンプルコードは、ステパノフの思想を理解する上で参考になります。数学的思考をプログラミングに応用したい方、SICPとは異なるアプローチで知的好奇心を満たしたい方におすすめです。中古でしか入手できない可能性もあるため、早めの入手が肝心です。"