松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記の表紙

松岡まどか、起業します AIスタートアップ戦記

安野 貴博

出版日: 2024/7/18

出版社: 早川書房

ページ数: 400ページ

最終更新: 2025年2月22日

人気スコア: 50

どんな本?

AIエンジニア・起業家・SF作家の著者による、AIスタートアップのリアルを描いたお仕事小説。内定取消しから一転、1年以内に時価総額10億円のスタートアップを立ち上げなければ借金を背負う羽目になった女子大生・松岡まどかが、かつての教育係と共に才能を武器に奮闘する物語。AI技術の可能性と、それを事業化する過程での挑戦、チームビルディング、そして起業家精神をリアルに描いています。特にAIの稀有な才能をどのようにビジネスへ昇華させていくのか、そのプロセスに焦点が当てられており、AI技術の基礎知識というよりは、AIを活用した新規事業創出やスタートアップの立ち上げに興味がある読者にとって、具体的なイメージを掴むきっかけとなるでしょう。SF作家でもある著者の視点から、未来のテクノロジーが現実のビジネスにどう影響を与えるのか、想像力を掻き立てられる点も本書の魅力です。AI業界の動向やスタートアップのリアルを知りたいビジネスパーソンや、将来起業を考えている学生にもおすすめです。

この本に言及している記事

Q

2025年読んだ技術書まとめ:ひと月1冊技術書チャレンジ

by 野沢菜 津 on Qiita 2025年2月22日
"AIスタートアップのリアルな起業体験を、スリリングな物語で描いた作品。スタートアップの立ち上げ、資金調達、競合との戦いといった創業の現場が生々しく、AI技術の活用法も自然に学べます。スピード感あふれる展開と最新テクノロジーの描写が読者を引き込み、AI業界のダイナミズムを感じさせてくれます。起業やAIビジネスに興味がある方におすすめです。"