機械学習スタートアップシリーズ ベイズ推論による機械学習入門の表紙

機械学習スタートアップシリーズ ベイズ推論による機械学習入門

須山 敦志, 杉山 将

出版日: 2017/10/21

出版社: 講談社

ページ数: 256ページ

最終更新: 2024年8月2日

人気スコア: 64

どんな本?

「機械学習プロフェッショナルシリーズ」の弟分として、機械学習の基本原理を平易に解説する入門書です。本書では、ベイズ主義機械学習(ベイズ学習)に則り、「モデルの構築」から「推論の導出」までを一貫した手順で解説することで、アルゴリズムの作り方を段階的に学べます。具体的な内容としては、機械学習とベイズ学習の基本、確率分布、ベイズ推論による学習と予測、混合モデルと近似推論、そして応用モデルの構築と推論までを網羅しています。この本ならではの強みは、どこまでも分かりやすい丁寧な記述にあり、初心者でも無理なくベイズ学習の核心に触れることができます。学んだ知識は、不確実性を考慮したモデリングや、より頑健な機械学習システムの構築など、実践的な場面での応用が期待できます。機械学習の基礎を、一貫した理論的アプローチで深く理解したい学習者にとって、まさに最適な一冊と言えるでしょう。

この本に言及している記事

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[2024年版] 読んでよかった本の紹介

by しゅんそく on Zenn 2024年8月2日
"機械学習の初学者に最適な一冊。PRMLよりもこちらを推奨する声もあり、事後分布が解析的に求まるモデルから始め、段階的に学べるオーソドックスな構成が特徴です。解説が非常に分かりやすく、モデル図も豊富で理解を助けます。ベイズ推論の基礎をじっくり学びたい方や、統計的なアプローチで機械学習を理解したい方におすすめです。"