事業をエンジニアリングする技術者たち ― フルサイクル開発者がつくるCARTAの現場の表紙

事業をエンジニアリングする技術者たち ― フルサイクル開発者がつくるCARTAの現場

株式会社CARTA HOLDINGS 監修, 和田卓人

出版日: 2022/8/8

出版社: ラムダノート

ページ数: 272ページ

最終更新: 2022年12月9日

人気スコア: 136

どんな本?

本書は、単なるコードを書くエンジニアから一歩進み、「事業」そのものをエンジニアリングする「フルサイクルエンジニア」のリアルな姿を描き出します。2020年発行の『Engineers in VOYAGE』を改訂・増補し、6つの事業へのインタビューに加え、各事業の「それから」と新たな2つのプロジェクトに関するインタビューを収録。ITエンジニア本大賞2021技術書部門大賞を受賞した前作のDNAを引き継ぎつつ、さらに深掘りした内容となっています。様々な事業を展開するIT企業のエンジニアたちが、変化の激しいソフトウェア開発の世界で、どのように事業と向き合い、レガシーを乗り越えているのか。その実践的な知見と葛藤、そして成功の秘訣が語られています。本書を通して、「企業がDXを達成した後に待っている世界」を具体的に理解し、自身のキャリアや所属する組織におけるエンジニアリングのあり方を深く考えるきっかけとなるでしょう。変化に柔軟に対応し、事業成長に貢献できるエンジニアを目指す方、DX推進の現場で活躍するエンジニア、そしてIT企業の経営層にも示唆に富む一冊です。

この本に言及している記事

Q

IT用語が聞こえ始めた2年目から、できることが増えた4年目にかけて読み漁った技術書をまとめました。

by aki on Qiita 2022年12月9日
"「事業をエンジニアリングする」というテーマで、現場の知見と経験が凝縮された一冊です。特に、制御不能なほど複雑化した大規模レガシーシステムへの挑戦や、その試行錯誤と手法は、ビジネス的・システム的両面からのアプローチを学びたいエンジニアにとって非常に参考になります。フルサイクルエンジニアという考え方にも触れられ、企業文化への理解も深まります。他のエンジニアとの感想戦がしたくなるような、実践的な内容が満載です。"
Q

今年読んだ書籍の読書記録【2021年版】

by Hideharu Nagakura on Qiita 2021年12月25日
"急成長を遂げるテクノロジー企業VOYAGE GROUPのエンジニアたちに焦点を当て、彼らがどのように事業成長を技術で支え、推進しているのかをインタビュー形式で紹介する書籍。技術選定、組織開発、プロダクト開発プロセスなど、事業とエンジニアリングの接点にあるリアルな課題と、それを乗り越えるための工夫が具体的に語られています。事業を技術でスケールさせたいエンジニアや、エンジニア組織のあり方を模索するマネージャーにとって、多くの示唆に富む一冊です。"