詳説 データベース ―ストレージエンジンと分散データシステムの仕組みの表紙

詳説 データベース ―ストレージエンジンと分散データシステムの仕組み

Alex Petrov, 小林 隆浩, 成田 昇司

出版日: 2021/7/6

出版社: オライリージャパン

ページ数: 392ページ

最終更新: 2024年2月12日

人気スコア: 340

どんな本?

データベースの内部構造を深く理解し、ストレージエンジンと分散データシステムの仕組みを体系的に学びたいエンジニア必携の一冊です。本書では、ストレージの分類からBツリーベースやログ構造化ストレージエンジンの詳細、そしてページキャッシュやログ先行書き込みといった効率的なストレージ構築のためのデータ構造までを解説します。さらに、分散システムにおけるノード間の接続や通信パターンについても段階的に習得できます。データベースごとに大きく異なるストレージエンジンの内部構造や、データの分散方法を決定するサブシステムについて詳細に掘り下げている点が本書の強みです。これにより、データベースシステムを用いてソフトウェアを構築する際に、より堅牢で効率的な設計・運用が可能になります。実務で直面するデータベースの選定やパフォーマンスチューニング、システム設計において、本書で得られる深い知識は強力な武器となるでしょう。データに深く関わるすべての人におすすめできる、基礎から応用までを網羅した実践的なガイドブックです。

この本に言及している記事

Z

データベースを勉強したいあなたに送る技術書17冊(+11冊1講義7link)

by もりた on Zenn 2024年2月12日
"ストレージエンジンと分散システムに焦点を当て、データベースの内部構造を深く掘り下げた書籍。特に分散システムの文脈で推薦されることが多く、これを読むとデータベースを自作したくなるほどの知的好奇心を刺激すると評判。データベースの内部実装や高度な概念について理解を深めたい、より挑戦的なエンジニアにおすすめ。"