Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのかの表紙

Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか

Brian W. Fitzpatrick, Ben Collins-Sussman, 及川 卓也, 角 征典

出版日: 2013/7/20

出版社: オライリージャパン

ページ数: 228ページ

最終更新: 2023年12月18日

人気スコア: 261

どんな本?

優れたエンジニアであることと、優れたチームプレイヤーであることは、必ずしもイコールではありません。本書は、Googleで長年エンジニアとして、またリーダーとして培ってきた経験に基づき、エンジニアが「他人とうまくやる」ための実践的なノウハウを凝縮した一冊です。「チームを作る三本柱」や「チーム文化のつくり方」といったチーム構築の核心から、「有害な人への対処法」まで、エンジニアに必須とされる対人スキルを、豊富な実体験に基づいた逸話とともに解説しています。単にコードを書くだけでなく、プロジェクトを成功に導くために、チームメンバーとの効果的なコミュニケーション、協調性、そして組織的な課題への対応能力を身につけたいエンジニアにとって、本書は必読の書と言えるでしょう。エンジニアとしてのキャリアをより豊かに、そしてプロジェクトを成功に導くための普遍的な原則を学ぶことができます。

この本に言及している記事

Z

エンジニアチームの成長を目指した、輪読会の取り組み ~どんな形式で、どんな書籍を読んできたか?~

by ぐんそう on Zenn 2023年12月18日
"「HRT(謙虚・尊敬・信頼)」の原典とも言える本書は、エンジニアが他者と良好な関係を築き、チームとして協力するための実践的な知見を提供する。優れたコードを書くだけではプロジェクトは成功しないという基本に立ち返り、「チームを作る三本柱」や「チーム文化のつくり方」などを、著者の楽しい逸話と共に学べる。チームメンバー全員で読むことで、組織の価値観の認識を合わせ、特に新しくチームにJOINしたメンバーが、チームの価値観やメンバーのキャラクターを早期に理解するのに役立った。文化面での成長に繋がる一冊。"
Z

ITエンジニア3年目が今まで読んできた本をまとめる

by Capi on Zenn 2023年6月24日
"「技術は簡単だけど、人間は難しい」という核心を突き、チームで開発するとはどういうことか、どんな課題が起こるのかを深く洞察。個人開発よりも圧倒的に長いチーム開発の時間において、効果的な協業のあり方を学ぶ上で非常に有用。すぐに完璧なチームビルディングができるわけではないが、引き出しとして知っておくべき内容が豊富で、より良いチーム開発を目指すエンジニアに必読。"
Z

【全50冊】読んだことある技術書、自己啓発本についてひとこと書きながらひたすら挙げていく。

by hiroms on Zenn 2022年2月27日
"HRT(Humility, Respect, Trust)の概念を理解する上で欠かせない一冊。メンバーが相談してきた際に、すぐに問題解決モードに入るのではなく、相手に寄り添う姿勢の重要性を説いています。チームリーダーやマネージャーが、より良いチームを築くための実践的なヒントが得られます。"
Q

私がこれまでに読んでよかった技術書メモ

by ゆうちゃん on Qiita 2022年2月25日
"ソフトウェア開発チームの作り方について、コミカルかつソフトウェア開発に特化した視点で解説されています。プログラマやチームリーダーが共感しやすい内容で、チーム内のコミュニケーションや協力関係を円滑にし、より生産性の高いチームを目指したい方におすすめです。ソフトウェア開発におけるチームビルディングのヒントが満載です。"
Q

エンジニアに転向して1年で開発チームのリーダーになるまでに勉強したことをまとめる

by Umehara Hodaka on Qiita 2021年12月24日
"Googleのエンジニアたちが実践する、効果的なチームビルディングとコミュニケーションの秘訣を解説。コードレビューの作法や、チーム内での知識共有の重要性など、具体的なプラクティスが豊富に紹介されている。チームリーダーとして、エンジニアが協力し合い、最大のパフォーマンスを発揮できるようなチームを作るための実践的なガイドブック。"
Z

【Written by 2020organizer】読書会のすすめ@TECH PLAY女子部

by TECH PLAY GIRLS on Zenn 2021年5月16日
"Googleの元プログラマ・リーダーが、エンジニアがチームで円滑に働くための実践的なコツを解説します。チームビルディングの基礎から、健全なチーム文化の醸成、さらには有害なメンバーへの対処法まで、エンジニアの社会性を高める上で欠かせないテーマを楽しい逸話と共に学べます。技術力だけでなく、人間関係やコミュニケーション力を向上させたいエンジニアにとって、必読の一冊です。"