ゼロからのOS自作入門の表紙

ゼロからのOS自作入門

内田 公太

出版日: 2021/3/22

出版社: マイナビ出版

ページ数: 744ページ

最終更新: 2021年12月17日

人気スコア: 96

どんな本?

「ゼロから始めるOS自作」という夢を叶える、実践的な入門書です。本書では、UEFI BIOSから起動し、Intel 64モードで動作するオリジナルOS「MikanOS」を、C++を用いてゼロから作り上げます。電源投入から始まり、メモリ管理(ページング)、USB3.0ドライバ、ウィンドウシステム、プリエンプティブマルチタスク、ファイルシステムといった、現代的なOSが持つべき機能までを段階的に実装していきます。各章で解説される専門用語も、OSを作りながら理解できるため、OSの仕組みがブラックボックスでなくなり、パソコンの動作原理への深い洞察が得られます。数百行程度のプログラミング経験があれば、本書のステップバイステップ方式で無理なく習得可能です。他のOS自作本とは異なり、「小さく作ってすぐ動かす」ことに重点を置いているため、達成感を味わいながら着実にスキルを積み上げられます。エンジニアとしての基礎知識を深め、コンピュータサイエンスへの探求心を刺激する一冊です。

この本に言及している記事

Q

新人エンジニアのためのブックリスト

by 4door on Qiita 2021年12月17日
"2021年発売と新しく、現代的な環境でのOS自作方法を丁寧に解説。実際に手を動かすことで、割り込み処理やメモリ管理といったOSの根幹技術を実践的に学べる。たとえOSを自作しなくても、その仕組みを理解するだけでもハードウェアとソフトウェアの連携を深く理解でき、応用情報午後試験対策にも役立つ。"