どんな本?
本書は、ソフトウェア開発の根幹をなすオブジェクト指向の全体像と、その周辺技術を深く理解するための待望の改訂第2版です。単なる概念の説明に留まらず、オブジェクト指向がプログラミング、フレームワーク、デザインパターン、UML、モデリング、設計、アジャイル開発手法といった、ソフトウェア開発全体を支える総合技術であることを明確に示します。「プログラミング技術」と「汎用の整理術」の二部構成で、混乱しやすいオブジェクト指向の理解を体系的に整理します。特に、オブジェクト指向プログラムがメモリ上でどのように動作するのかを多数の図解で解説し、プログラムの実行メカニズムを具体的にイメージできるようになる点は本書の大きな強みです。さらに、注目の関数型言語についても、その基本的な仕組みと思想を7つの特徴に分けて解説し、オブジェクト指向との関係性まで踏み込んでいます。これにより、最新の技術トレンドへの理解も深まり、より本質的な開発スキルを習得できます。
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