UMLモデリング入門の表紙

UMLモデリング入門

児玉 公信

出版日: 2008/4/24

出版社: 日経BP

ページ数: 289ページ

最終更新: 2025年2月9日

人気スコア: 126

どんな本?

「UMLモデリング入門」は、情報システム開発における分析・設計の要となるモデリング技術を、UMLを用いて実践的に学ぶための決定版教科書です。本書では、システム開発の上流工程で必須となる静的・動的・機能モデルをUMLで作成する手順を、基本から丁寧に解説します。クラス図、オブジェクト図、状態機械図、活動図、ユースケース図/記述といった個別の図の作成方法だけでなく、それらの図間の整合性を保ちながら、より質の高いモデルへと洗練させていくプロセスを具体的に伝授します。UMLは表記法に過ぎず、モデル作成手順は決まっていないという課題に対し、本書は「より良いモデルへ導くための道筋」を明確に示します。これにより、開発初期段階での要求定義や設計の精度を高め、後工程での手戻りを削減するなど、実務におけるシステム開発の効率と品質向上に直結するスキルが習得できます。情報システム開発の現場で、より効果的なモデリングを行いたいと考えている方におすすめの一冊です。

この本に言及している記事

Q

2025年、いまでも読みたい技術関連書籍10+1選

by O. Tatesawa on Qiita 2025年2月9日
"ソフトウェア開発におけるUML(統一モデリング言語)の基礎から応用までを、豊富な図解と共に分かりやすく解説した入門書です。ユースケース図、クラス図、シーケンス図などの主要なUML図の書き方とその意味を理解することで、システムの要件定義や設計プロセスにおけるコミュニケーションが格段に円滑になりました。本書を学ぶことで、複雑なシステム構造を可視化し、関係者間での認識のずれを防ぐことができるようになり、プロジェクトの成功確率を高めることに繋がります。モデリング初心者には特におすすめです。"
Q

私の推薦書33冊 安全(46)

by Dr. Kiyoshi Ogawa on Qiita 2022年4月2日
"UML(Unified Modeling Language)のモデリング技法とその本質を深く解説した書籍。単に記法を学ぶだけでなく、なぜUMLがソフトウェア開発において重要なのか、どのように活用すべきかを理解できる。オブジェクト指向設計の考え方をUMLで表現するスキルを磨き、より効果的なシステム設計を行いたい読者におすすめ。"