起業の科学 スタートアップサイエンスの表紙

起業の科学 スタートアップサイエンス

田所 雅之

出版日: 2017/11/2

出版社: 日経BP

ページ数: 279ページ

最終更新: 2024年7月13日

人気スコア: 82

どんな本?

「起業の科学 スタートアップサイエンス」は、日米で起業・投資経験を持つ著者が、自らの失敗と成功体験、そして1000人以上の起業家・投資家への取材、300冊以上の書籍、500本のブログ、1000本の講演動画から得た知見を体系化し、「失敗しない起業」を実現するための科学的なアプローチを解説する教科書です。本書は、アイデア検証からカスタマー課題の特定、ソリューション検証、プロダクトマーケットフィット、そして事業拡大(スケール)に至るまでの20ステップを明確な指針として提示します。個々の経験や勘に頼るのではなく、データと論理に基づいた再現性のある起業プロセスを学ぶことで、著者は「失敗する起業」を99%潰せると断言します。アマゾンやフェイスブックのような「大成功」はアートかもしれませんが、本書の型を身につければ「失敗しないスタートアップ」の確率を劇的に高められます。起業を志す方、事業の成長に悩む経営者、そして将来的に起業を考えている全ての方にとって、具体的な行動指針とリスク回避策を学べる必読書です。読売新聞書評で「起業を一つの選択肢として考えられるようにしておくことは、人生100年時代に、ある程度経験を積んだ人にこそ必要」と評されている点も、本書の価値を示しています。

この本に言及している記事

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【2024年度版】エンジニア1年目で読んでよかった技術書籍まとめ

by aya on Zenn 2024年7月13日
"アイデア検証、ビジネスモデル構築、プロダクト開発、マーケティング、顧客獲得まで、起業に必要な実践的な戦略とアドバイスを提供。エンジニアが自身の技術をどう資金に転換するかを考えるための糧となる。起業を志すエンジニアや、事業開発に関心のある開発者にとって、貴重な指針となる一冊。"