リーン・スタートアップの表紙

リーン・スタートアップ

エリック・リース, 伊藤 穣一(MITメディアラボ所長), 井口 耕二

出版日: 2012/4/12

出版社: 日経BP

ページ数: 408ページ

最終更新: 2023年6月13日

人気スコア: 50

どんな本?

本書は、シリコンバレーで「常識」となったマネジメント手法「リーン・スタートアップ」を著者エリック・リース自身が解説する決定版です。顧客からの学びを重視し、ムダを省きながら圧倒的なスピードで革新的な製品やサービスを生み出すための体系的なメソドロジーを習得できます。自身の起業体験も交え、イノベーションを生み出すための「検証による学び」の重要性を深く理解し、MVP(必要最小限の製品)による迅速な実験、構築―計測―学習のサイクル、そして戦略的な方向転換であるピボットの判断基準など、実践的なフレームワークを学べます。作り手の思い込みによる誤った努力を避け、科学的なアプローチでイノベーションを加速させるための具体的な思考法と実践手順を身につけ、スタートアップから大企業まで、あらゆる組織で製品開発や事業推進に活かせる知識が得られます。革新会計といった独自の概念も網羅し、事業を成功に導くための盤石な土台を築きます。

この本に言及している記事

Z

【備忘録】リーン・スタートアップ

by 小倉あん on Zenn 2023年6月13日
"本書は、0からサービスを立ち上げる方や、長期間の努力が無駄になることを避けたい方に特におすすめの一冊です。MVP(最小限の実行可能なプロダクト)の概念と、「構築 -> 計測 -> 学習」の反復サイクルを通じて、効率的なサービス開発の要諦を学べます。特に、ザッポスの事例から「そもそもニーズがあるのか?」を検証することの重要性や、ユーザーにとっての「本当の使いやすさ」を追求する視点は、開発プロセスに大きな影響を与えます。高機能なサービスを作る前に、ユーザーの具体的な価値を最小限で提供し、素早くフィードバックを得る考え方は、実践的な知見としてすぐに役立つでしょう。"