まつもとゆきひろ コードの世界‾スーパー・プログラマになる14の思考法の表紙

まつもとゆきひろ コードの世界‾スーパー・プログラマになる14の思考法

まつもとゆきひろ, 日経Linux

出版日: 2009/5/21

出版社: 日経BP

ページ数: 400ページ

最終更新: 2023年3月27日

人気スコア: 70

どんな本?

オブジェクト指向言語「Ruby」の生みの親であるまつもとゆきひろ氏が、スーパー・プログラマになるための14の思考法を伝授する一冊。本書では、表層的なコーディングテクニックではなく、プログラミングの本質に迫る独自の視点を提供します。「真のオブジェクトとは何か」といった根源的な問いに向き合いながら、抽象化、再利用性、保守性といった、ソフトウェア開発において極めて重要な概念を、開発者の視点から深く解説します。単なる言語仕様の解説に留まらず、コードを「どのように見るか」「どのように考えるか」という、プログラマとしての思考力を養うことに焦点を当てています。これにより、読者はより洗練された、本質的なプログラミングスキルを身につけることができます。特に、オブジェクト指向の深い理解を求める開発者や、自身のプログラミング観をアップデートしたいと考えている経験者にとって、非常に示唆に富む内容となるでしょう。まつもと氏ならではの、シンプルかつ本質を突いた解説は、日々の開発業務における課題解決の糸口を与え、より質の高いコードを生み出すための指針となるはずです。

この本に言及している記事

Q

おすすめの技術書やツールについてのLT会【定期イベントレポート】

by TECH WOMAN KANSAI on Qiita 2023年3月27日
"Rubyの作者まつもとゆきひろ氏による、プログラミング言語の世界全体を網羅する技術書。特にオブジェクト指向に焦点を当て、静的な型が多い理由を深掘りしており、プログラミング言語の歴史から学びたい読者にとって、視野を広げるきっかけとなる一冊です。些細な疑問が解消され、オブジェクト指向の理解が深まりました。読後はプログラミングの歴史への再考を促されるでしょう。"