ソフトウェア不具合改善手法 ODC分析の表紙

ソフトウェア不具合改善手法 ODC分析

杉崎 眞弘, 佐々木 方規, 日科技連ODC分析研究会

出版日: 2020/8/21

出版社: 日科技連出版社

ページ数: 204ページ

最終更新: 2025年6月18日

人気スコア: 72

どんな本?

巨大化・複雑化するソフトウェア開発において、不具合対応に多くの時間と労力を費やす技術者へ、根本的な解決策を提供する一冊。本書は、不具合を検出・修正する従来のアプローチとは異なり、不具合を残存させてしまう「やり方」、すなわち開発工程の「質」に着目するODC分析手法を解説します。工程で摘出された不具合の出方を分析することで、工程実施の質を「見える化」し、具体的な改善アクションを示唆・実行するODC分析の理論を、米国IBM社の研究論文を基にした手法化の経緯と共に深掘りします。実務事例も豊富に紹介されており、ソフトウェア品質を飛躍的に向上させるための実践的なノウハウを習得できます。不具合修正に追われる現状を打破し、より効率的かつ高品質な開発プロセスを構築したいエンジニア、品質管理者、プロジェクトリーダー必読の書です。

この本に言及している記事

Z

本棚にあるQA関連+αの書籍リスト

by じょー on Zenn 2025年6月18日
"ソフトウェア開発における不具合発生の原因を、ODC(Orthogonal Defect Classification)分析という手法を用いて体系的に理解し、改善していくための実践的なガイドブックです。不具合の根本原因を特定し、効果的な再発防止策を講じるための具体的な分析方法や、その結果をどのように開発プロセスにフィードバックさせるかが詳細に解説されています。品質向上に直結する貴重なノウハウが満載です。"