Web APIの設計 (Programmer's SELECTION)の表紙

Web APIの設計 (Programmer's SELECTION)

Arnaud Lauret, 株式会社クイープ

出版日: 2020/8/26

出版社: 翔泳社

ページ数: 432ページ

最終更新: 2024年3月31日

人気スコア: 87

どんな本?

本書は、SNS、動画、決済システムなど、現代のWebを支えるAPIの設計に特化した実践的な指南書です。使いやすく、拡張性に富み、堅牢なAPIを設計するための具体的な方法論を、コマースサイトを例に解説します。単にデータを取得するだけでなく、多様なユーザー(カスタマー、コンシューマー、デベロッパー)の要求に応え、柔軟かつシンプルにデータを配置・拡張していくためのノウハウを習得できます。実装ありきではない、APIの本質に迫るアプローチで、メンテナンス性やドキュメント整備の重要性まで踏み込んでいます。著者Arnaud Lauret氏の長年の経験に基づき、要件収集、ビジネス目標と技術目標のバランス、そして「消費者第一」の考え方に基づいたAPI設計のプロセスを詳細に解説。本書を読むことで、可用性、拡張性、堅牢性に優れた、ユーザーに愛されるAPIを設計・構築するための確かな視点とスキルが身につきます。手書き風の概念図も理解を助けます。

この本に言及している記事

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書籍「Web API の設計」を読んだ

by Keisuke on Zenn 2024年3月31日
"API設計の基礎から実践までを体系的に学べる一冊。特に、ユーザーフレンドリーなAPI設計のためにコンシューマ視点に立つ重要性や、APIゴールキャンバスを使った言語化プロセスは、開発初期のAPI設計の質を劇的に向上させました。REST APIをベースに、セキュリティ、バージョン管理、ネットワーク効率まで網羅しており、API開発者なら誰でも必ず発見があるはずです。架空の電子レンジの例は、設計の重要性を直感的に理解させてくれます。"