ここはウォーターフォール市、アジャイル町 ストーリーで学ぶアジャイルな組織のつくり方の表紙

ここはウォーターフォール市、アジャイル町 ストーリーで学ぶアジャイルな組織のつくり方

沢渡 あまね, 新井 剛

出版日: 2020/10/14

出版社: 翔泳社

ページ数: 280ページ

最終更新: 2025年2月9日

人気スコア: 458

どんな本?

本書は、ウォーターフォール開発からアジャイル開発への移行や、両者の融合に悩む現場に光を当てるストーリー形式の入門書です。アジャイル開発の基本原則やプラクティスを、物語を通して直感的に理解できます。特に、過去にアジャイル開発で挫折経験のある方や、伝統的な開発手法しか知らないチームにも取り組みやすい内容となっています。開発現場だけでなく、チームワークや部署間の連携改善にも応用できる「カイゼンサイクル」「心理的安全性」「コラボレーション」といった実践的なスキルや考え方が、具体的な事例と共に紹介されます。困難な状況に直面した主人公が、アジャイルの考え方を取り入れて現場を変えていくプロセスは、読者が自身の職場に変化をもたらすためのヒントとなるでしょう。現場のリアルな課題解決に焦点を当てているため、すぐにでも実務に活かせる知識を得られます。アジャイル開発の「最初の一歩」を踏み出したい方、チームの生産性や働きがいを高めたい方におすすめです。

この本に言及している記事

Q

【初学者向け】アジャイル開発/スクラム関連のおすすめ書籍

by wmkeza on Qiita 2025年2月9日
"ウォーターフォールとアジャイルの対立という虚しい論争に終止符を打ちたい読者へ。ウォーターフォール視点から現場の課題解決をストーリー仕立てで描くことで、アジャイルな組織づくりを分かりやすく解説。BacklogやSlack活用、開発・運用協業といった具体的な現場活動が描かれており、管理者目線でアジャイル開発の導入を検討しているリーダーやマネージャー層におすすめ。物語部分がライトなため、解説部分で実践的なヒントを得やすい。"
Q

読まないと後悔する技術書30選

by 渡邉 臣 | JISOU on Qiita 2024年6月16日
"ウォーターフォールとアジャイルの開発手法をストーリー仕立てで比較・解説。技術書でありながら、感動的なエピソードで読了後まで心に残る。単なる手法の解説に留まらず、組織論としても示唆に富む。読み物としても秀逸で、アジャイル開発の意義を深く理解したい全エンジニアに推奨したい。"