代数学1 群論入門 第2版の表紙

代数学1 群論入門 第2版

雪江 明彦

出版日: 2023/11/20

出版社: 日本評論社

ページ数: 192ページ

最終更新: 2023年9月18日

人気スコア: 67

どんな本?

本書は、数学の代数学分野における基礎である群論を、初学者でも理解しやすいように丁寧に解説した入門書です。集合論から始まり、群の定義、部分群、準同型、剰余群といった基本的な概念を、初心者が陥りやすい誤りに触れながら解説します。さらに、群を学ぶ意義として3次・4次方程式の解法に触れたり、群の作用やp群、シローの定理といった発展的なトピックまで網羅しています。第2版では、初版の好評な内容を維持しつつ、より洗練された解説にバージョンアップされています。対象読者は数学の基礎を学びたい学生や研究者、あるいは抽象代数学の入門に触れたいエンジニアなどが想定されます。抽象的な理論だけでなく、具体的な例や応用(方程式の解法など)も示されており、理論と実践の橋渡しとなる一冊です。

この本に言及している記事

Q

Webエンジニア1年目で取り組んだ教材53選を振り返る

by とも on Qiita 2023年9月18日
"数学における群論の基本概念を、初心者にも理解しやすいように解説した書籍。抽象的な数学的概念を、具体的な例や図を用いて丁寧に説明しているため、数学的な素養がない読者でも無理なく学習を進められる。構造や対称性といった、抽象的ながらも重要な概念を学ぶことで、プログラミングにおけるアルゴリズム設計やデータ構造の理解を深める一助となる。数学的思考力を養いたいエンジニアにおすすめ。"