2023年に読んだ本のまとめ
by shun91 on Zenn 2024年2月6日
"「余白」の重要性を説く一冊。時間的な余裕（≒余白）がないと良いアイデアは生まれないという主張に強く共感した。思考を深め、創造性を高めるための具体的な方法論が示されており、日々の業務で発想力を養いたいエンジニアや企画担当者におすすめ。バランスの取れた思考法を身につけるのに役立つ。"
どんな本？
本書は、P&Gやソニーでの経験、米国デザインスクールでの学びを基に、最注目の戦略デザイナーである著者が、変化の激しい現代において、直感と論理を融合させた「感性ベースの思考法」を体系的に解説します。「妄想→知覚→組替→表現」という4段階のサイクルを回すことで、根拠のない直感や思い込みを具体的な成果へと昇華させるメソッドを詳細に紹介。従来の「論理先行型」の戦略が機能不全を起こす中で、マーケットにインパクトを与える「ビジョン」をいかに生み出し、それを実現するかを解き明かします。岡田武史氏や入山章栄氏など各界の著名人からも絶賛されており、ビジネスの常識にとらわれず、新しい発想で価値を創造したいビジネスパーソン、デザイナー、企画担当者、そして将来のビジョンを模索するすべての人々にとって、実践的かつ革新的な指針となる一冊です。