ソフトウェア作法の表紙

ソフトウェア作法

Brian W.Kernighan, P.J.Plauger, 木村 泉

出版日: 1981/5/1

出版社: 共立出版

ページ数: 532ページ

最終更新: 2021年1月13日

人気スコア: 122

どんな本?

この書籍は、良質なソフトウェアを構築するための具体的な「作法」を、完成されたプログラム群を豊富な例として提示しながら解説します。プログラムの設計と作成という二つの側面から、より読みやすく、保守しやすく、効率的な「よいプログラム」を書くための実践的な方法論を学ぶことができます。単なるコーディングテクニックに留まらず、プログラム全体の構造やモジュール化、エラー処理といった設計思想まで深く掘り下げている点が特徴です。実務においては、自身のコード品質を飛躍的に向上させ、チーム開発における共通の品質基準を確立するための指針として活用できます。特に、既存の優れたコードから学び、それを自身の開発プロセスに応用したいと考える開発者にとって、思考を深め、より洗練されたコードを書くための土台を築く貴重な一冊となるでしょう。本書は「プログラム書法」の姉妹編であり、その古典的な知見を受け継ぎつつ、現代のソフトウェア開発にも通じる普遍的な原則を提示しています。

この本に言及している記事

Z

[初学者向け]プログラミングを独学する上で参考になる書籍

by Nobkz on Zenn 2021年1月13日
"プログラミングスキルを超え、将来にわたって役立つソフトウェア開発の根本的な「作法」を学べる書籍。単なるテクニックではなく、質の高いソフトウェアを開発するための思考法や哲学を深く理解できます。長期的なキャリアを見据え、普遍的な知識と洞察力を身につけたいエンジニアにとって、読み応えのある一冊となるでしょう。"