AWSクラウドネイティブデザインパターン (エンジニア選書)の表紙

AWSクラウドネイティブデザインパターン (エンジニア選書)

林 政利, 根本 裕規, 吉澤 稔

出版日: 2024/8/19

出版社: 技術評論社

ページ数: 208ページ

最終更新: 2022年10月27日

人気スコア: 190

どんな本?

本書は、AWSを活用しクラウドネイティブなアプリケーションを構築・運用するための実践的なアーキテクチャパターンを体系的に解説します。運用効率化、レジリエンス向上、そしてオブザーバビリティ確保という3つの主要な観点から、AWSの内部で類型化された具体的なパターンを紹介。責任共有モデルの理解から、テスト容易性を高める設計、小規模かつ可逆的な変更の頻繁な実施、セキュリティの内製化、DevOps・プラットフォームエンジニアリングの実装方法を学び、運用負荷を劇的に軽減できます。また、スケーラブルなアーキテクチャの実装、障害からの自動復旧、回復力のテストといった回復力向上のための技術や、可観測性の実装とAWSサービスを使ったテレメトリ収集についても深く掘り下げます。すでにAWSを利用中で、より効率的で安定したアーキテクチャを模索している方、またはクラウドネイティブ技術の具体的な活用法を知りたい方に最適です。本書を読むことで、クラウドの利点を最大限に引き出し、より堅牢で運用しやすいシステム設計を実現するスキルが身につきます。

この本に言及している記事

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[AWS]AWSを効率よく学習できる参考書/技術書ロードマップ

by Ryuga Irie on Zenn 2022年10月27日
"定番業務システム構築を経験した後、次に読むべき実践的な一冊です。大量のクラウドデザインパターンを習得することで、ビジネスのユースケースに応じて最適なシステム構成やAWSサービスの選定を反射的に判断できるようになります。この本を読むことで、小規模から中規模程度のシステムにおいて、ビジネスの特性ごとに最適なインフラ設計ができるレベルに到達し、設計の選択肢が格段に広がります。"