エンジニア組織を強くする 開発生産性の教科書 ~事例から学ぶ、生産性向上への取り組み方~の表紙

エンジニア組織を強くする 開発生産性の教科書 ~事例から学ぶ、生産性向上への取り組み方~

佐藤 将高, Findy Inc.

出版日: 2024/7/11

出版社: 技術評論社

ページ数: 264ページ

最終更新: 2024年12月6日

人気スコア: 67

どんな本?

本書は、ソフトウェア開発組織のパフォーマンスを飛躍的に向上させる「開発生産性」に焦点を当てた実践的なガイドブックです。「開発生産性とは何か」「どのように計測・向上させるのか」といった基礎知識から、具体的なステップ、そして「Four Keys」や「SPACEフレームワーク」といった先進的な指標までを網羅的に解説します。特に、BuySell Technologies、ツクルバ、クラスメソッド、ワンキャリア、ファインディといった先進企業の具体的な取り組み事例を豊富に紹介している点が本書の大きな強みです。これらの事例を通じて、開発プロセスにおける阻害要因の特定とその対策、組織文化の変革、開発者体験の向上といった、実務で直面する課題に対する具体的な解決策を学ぶことができます。ソフトウェア/サービス開発企業のエンジニアやマネージャーが、自組織の開発生産性を可視化し、継続的な改善サイクルを回すための実践的なヒントとノウハウが詰まっており、より良いエンジニア組織を目指す上で必読の一冊です。AppendixではLLMによる開発生産性の再定義や有用なツール紹介、海外事例にも触れており、最新動向も押さえられます。

この本に言及している記事

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「エンジニア組織を強くする開発生産性の教科書」を読んでみました

by y_murofushi on Zenn 2024年12月6日
"開発生産性の定義、必要性、向上ステップ、阻害要因、指標まで網羅的に解説。特に、個人・チーム・組織の各レベルでの生産性向上アプローチや、Four Keysなどの具体的な測定方法が実務に役立つ。心理的安全性の欠如などの阻害要因とその対策も具体的に示されており、読めば開発生産性向上のための理論と実践的なヒントが体系的に理解できる。付録のツール紹介や海外事例も実践的で、エンジニア組織を強くしたいと考えているリーダーやエンジニア必読の一冊。"