読んだ技術書を記録していくだけの記事
by 福島 隆宏 on Zenn 2023年4月10日
"UNIXシェルスクリプトで使えるコマンドが網羅的にまとめられた本。筆者は、シェルスクリプトを書く際にコマンドの使い方を再確認したり、新しいコマンドを発見したりするのに役立つと評価。まさにコマンドの辞書として手元に置いておくべき一冊。日々の業務でシェルスクリプトを多用するエンジニアにとって、効率的な開発を支援する実践的なリファレンスとなり、作業の幅を広げる。"
どんな本？
本書は、一度学ぶと5年先も役立つ、移植性の高いシェルスクリプト作成スキルを習得できる改訂第4版です。最新のLinux/Ubuntu、FreeBSD、Solarisに加え、組み込み分野で注目度の高いBusyBox、さらに新たにzshとdashにも対応。Windows（WSL2）やmacOS環境でのbash動作確認も行い、徹底した移植性の高さを追求しています。この追求の真意は、単なるスクリプト作成技術に留まらず、Unix系統で受け継がれるOSとシェル環境の歴史や構造への深い着目を促す点にあります。日常のコマンドライン作業を簡単にツール化したい方、標準シェル「#!/bin/sh」の基本から学びたい方、複数のプラットフォームで動くスクリプトを作りたい方、そしてUnixの歴史と構造に興味がある方におすすめ。シェル＆シェルスクリプトの基礎から、文法、組み込みコマンド、パラメータ、リダイレクト、外部コマンド、配列、ノウハウまで網羅しており、実務で長く使える自動化技術とシステム理解を深めることができます。