systemdの思想と機能 Linuxを支えるシステム管理のためのソフトウェアスイート (Software Design plusシリーズ)の表紙

systemdの思想と機能 Linuxを支えるシステム管理のためのソフトウェアスイート (Software Design plusシリーズ)

森若 和雄

出版日: 2023/12/21

出版社: 技術評論社

ページ数: 216ページ

最終更新: 2023年11月24日

人気スコア: 91

どんな本?

Linuxシステム管理の根幹をなすsystemdについて、その思想と機能を体系的に解説する唯一の専門書です。本書を読むことで、systemdが提供する多岐にわたる機能(システム・サービス管理、ハードウェア管理、ログ管理など)の全体像を掴み、必要なドキュメントを的確に参照できるようになります。具体的には、unitとunit fileの構造と編集方法、unit間の依存関係とトランザクション、service unitの操作とトラブルシューティング、timer/path/socket unitによるイベント駆動、generatorやmount/automount unit、さらにはcontrol group(cgroup)やudev、device unitといった高度なトピックまで網羅しています。Red Hat Enterprise Linux 8/9を題材としながらも、DebianやUbuntuなど多くのディストリビューションで応用可能な知識が身につきます。Linuxシステム管理者やLinuxユーザーが、systemdの設定変更、unit fileの解釈・作成・変更、ログの読解といった実務で直面する課題を解決するための実践的なスキルと、Linuxカーネルの関連機能への理解を深めることができます。

この本に言及している記事

Q

おじいさんエンジニアの本棚

by Yuichi Funato on Qiita 2023年11月24日
"systemdに特化した書籍としては珍しく、その思想と機能を深く掘り下げています。Linuxシステム管理の根幹をなすsystemdの理解を深めたい方におすすめ。systemdの仕組みを理解することで、より効率的で安定したシステム運用が可能になります。Linuxの内部構造に興味のある方にも最適です。"