パズルで鍛えるアルゴリズム力の表紙

パズルで鍛えるアルゴリズム力

大槻 兼資

出版日: 2022/4/20

出版社: 技術評論社

ページ数: 288ページ

最終更新: 2023年4月11日

人気スコア: 218

どんな本?

本書は、パズルを解きながらアルゴリズムの設計力を実践的に養うことを目的とした入門書です。「テンパズル」「数独」「4×4オセロ」といった身近なパズルを題材に、力まかせ探索、再帰関数、枝刈り、深さ優先探索、幅優先探索、ゲーム探索、動的計画法など、多様なアルゴリズムをソルバー実装を通して学びます。各アルゴリズムの概念は図解で丁寧に解説され、数学的解法といった発展的な内容にも触れています。競技プログラミングに挑戦したい方や、アルゴリズムの知識を実践で活かしたい方にとって、楽しく効率的に学習を進めるための絶好のステップとなります。パズルを解く過程で、問題解決能力とアルゴリズム的思考力を同時に鍛えることができるのが本書の最大の強みです。

この本に言及している記事

Q

SE 2年目で読んだ技術書45冊+α

by BinomialSheep on Qiita 2023年4月11日
"計算量削減やBFS、DFSなどの基礎知識がある読者向けに、高度なアルゴリズムを駆使したパズルソルバーの作り方を学べる。編集距離DP、bitDP、iDA*、α-β探索など、他書では見られないユニークな内容が多く含まれており、競技プログラミング、特にAHC(AtCoder Heuristic Contest)の問題解決に応用できる実践的なテクニックを習得できる点が強み。"