コンセプトから理解するRustの表紙

コンセプトから理解するRust

原 旅人

出版日: 2022/2/12

出版社: 技術評論社

ページ数: 360ページ

最終更新: 2024年8月2日

人気スコア: 64

どんな本?

Rustの所有権、ライフタイム、ジェネリクス、トレイトといった初学者を悩ませる独特な仕様を、「なぜそうなのか」というコンセプトから丁寧に解説し、Rustへの理解を深める一冊です。単なる文法解説に留まらず、Rustのコンパイルエラーメッセージを読み解く技術や、高パフォーマンスなシステム開発、メモリ安全・スレッド安全なプログラム作成といった実務で求められるスキルを習得できます。他の言語とのコード比較を交えながら、Rustのポテンシャルを最大限に引き出すための知識を提供。ファイル・ソケット入出力、関数型プログラミング、スレッド・非同期プログラミング、C言語ライブラリ連携まで網羅しており、Rustを「怖くない」ものにし、確かな実力を身につけたいITエンジニアに最適です。学習効率を高めるための情報源やエディタ導入も解説し、Rust開発のスタートダッシュを強力にサポートします。

この本に言及している記事

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[2024年版] 読んでよかった本の紹介

by しゅんそく on Zenn 2024年8月2日
"RustがC言語のどのような点をプログラマから巧みに隠蔽し、安全性を高めているのかを深く理解したい中級者・上級者におすすめです。Rustの言語仕様の根幹にあるコンセプトを解説することで、単なる記法習得にとどまらない、本質的な理解を促します。Rustの設計思想を理解し、より効率的で安全なコードを書くための指針となります。"