さわるようにしくみがわかる コンピュータのひみつの表紙

さわるようにしくみがわかる コンピュータのひみつ

原田 康徳

出版日: 2019/3/1

出版社: 技術評論社

ページ数: 128ページ

最終更新: 2021年1月13日

人気スコア: 122

どんな本?

この書籍は、「プログラミングを始める前に、コンピュータの基本的な「しくみ」を深く理解したい」と考える初心者に最適な一冊です。中学生のかなちゃんと博士の対話形式で物語が進むため、堅苦しくなく、楽しみながらコンピュータの動作原理、情報の処理方法、そして「プログラミングとは何か」という根源的な疑問を解消できます。特に、トランプやカードを用いたアナログな例えでコンピュータの動きを“体感”できる点が本書ならではの強みです。論理回路や計算の仕組みといった抽象的な概念も、具体的に手を動かす体験を通して直感的に理解できるよう工夫されています。これにより、将来的にプログラミング学習に進む際の土台が盤石になり、表面的な知識にとどまらない深い洞察力を養うことができます。IT技術の根幹を楽しく、かつ確実に学びたい方にとって、コンピュータへの理解を後押しする貴重な入門書となるでしょう。

この本に言及している記事

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[初学者向け]プログラミングを独学する上で参考になる書籍

by Nobkz on Zenn 2021年1月13日
"プログラミング初学者にとって必須の、コンピュータの仕組みを根本的に理解できる一冊。アルゴリズム、CPU、メモリ、2進数といった基本概念が「さわるように」分かるため、プログラミング以前の土台を固められます。子供向けと侮ることなかれ、この基礎知識が後の学習を大きく加速させるでしょう。"