.NETのクラスライブラリ設計 改訂新版 (マイクロソフト関連書)の表紙

.NETのクラスライブラリ設計 改訂新版 (マイクロソフト関連書)

Krzysztof Cwalina、Jeremy Barton、Brad Abrams, 猪股 健太郎、河合 宜文 (監訳), 藤原 雄介

出版日: 2021/10/7

出版社: 日経BP

ページ数: 552ページ

最終更新: 2023年7月30日

人気スコア: 67

どんな本?

本書は、Microsoftの.NET Framework開発チームが長年の実務経験から培った、再利用可能な.NETライブラリ設計のための包括的なガイドラインを提供する改訂新版です。12年ぶりの改訂で.NET Coreを含む最新の.NET全般に対応し、特に「破壊的変更」や「廃止されたガイダンス」といった実践的な付録が追加されています。ガイドラインは「Do」「Consider」「Avoid」「Don't」の4つのアイコンで示され、単なるルール提示に留まらず、その設計思想やトレードオフ、批判的意見まで踏み込んで解説されています。C#のコードサンプルを通じて、命名規則、型の設計、メンバー設計、例外処理、拡張性、共通デザインパターンなど、高品質なクラスライブラリを構築するために不可欠な知識を体系的に学べます。日本語版では、訳者・監訳者による日本人開発者向けのディスカッションも収録されており、.NET開発者であれば、より堅牢で保守性の高いコードを書くための実践的な指針を得られるでしょう。

この本に言及している記事

Q

C#プログラミング学習におすすめ本・技術書10選【2023年版】

by ryuhsk on Qiita 2023年7月30日
"マイクロソフトの第一線の開発者が、.NETにおけるクラスライブラリ設計の原則とベストプラクティスを徹底解説。API設計の原則、命名規則、例外処理、パフォーマンス最適化など、高品質なライブラリを開発するために不可欠な知識が網羅されています。本書で学んだ設計思想を適用することで、保守性が高く、拡張しやすいクラスライブラリを開発できるようになり、チーム開発の質が向上しました。"