コンピュータの構成と設計 MIPS Edition 第6版 上の表紙

コンピュータの構成と設計 MIPS Edition 第6版 上

David Patterson, John Hennessy, 成田 光彰

出版日: 2021/11/3

出版社: 日経BP

ページ数: 424ページ

最終更新: 2025年12月3日

人気スコア: 418

どんな本?

コンピュータアーキテクチャの古典的名著「パタ&へネ」の第6版、上巻。本書は、コンピュータの抽象化から命令セット、算術演算、プロセッサ設計まで、コンピュータの根幹をなす原理を深く解説します。第6版では、全章に「高速化」の概念を導入し、PythonからC言語、そして並列処理や最新の記憶階層まで、性能向上のための手法を段階的に学べます。各章の「自習」セクションでは、質問に答えることで自己評価が可能。MIPSに加え、RISC-V、ARM、x86といった現代的な命令セットアーキテクチャも紹介され、SPEC2017ベンチマークや最新マイクロアーキテクチャ(ARM A53, Intel Core-i7 6700)の解説、Spectre/Meltdownといったセキュリティ攻撃への言及など、最新のトピックも網羅。Google TPU v1/v3やNVIDIA Volta GPUといったDSA(Domain-Specific Architectures)にも触れられており、クラウドからモバイル、AIまで、現代のコンピュータシステムを理解するための確かな知識基盤を築けます。コンピュータサイエンスを深く学びたい学生や研究者、ハードウェア設計者、システムエンジニアに必読の一冊です。

この本に言及している記事

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CTOとして会社に置くと決めた、ありがたい技術書5選

by curekoshimizu - Recustomer株式会社 / CTO on Zenn 2025年12月3日
"通称「パタヘネ」。コンピュータの基本構造を網羅しつつ、版を重ねるごとにGPGPUや仮想化といった時代ごとの最新テーマが反映されるため、コンピューティング世界の潮目を読み解くことができます。技術の歴史を知り、その上に立脚してビジネスを構築するための必携書です。単なる教科書に留まらず、読み返すたびに技術の変遷と今後の展望に対する新しい気づきが得られる点が、他の本にはない大きな強みです。"
Q

名刺がわりの愛読技術書16冊

by Dr. Kiyoshi Ogawa on Qiita 2022年9月21日
"大学でコンピュータを教える際の入門書として最適。パソコンから車載コンピュータまで、コンピュータの利用幅広さを紹介し、CPU性能までを網羅している。各項目に演習問題と「誤信と落とし穴」が設けられており、実践的な学習と陥りやすいミスへの注意喚起ができる。MIPSとIA-32の例を併記しており、コンピュータアーキテクチャの理解を深めたい学生やエンジニアに強く推奨される。"
Q

鬼滅の刃ではなく技術書を読んでいた半年間

by 翔 金丸 on Qiita 2020年12月12日
"コンピュータアーキテクチャの基礎を、CPUの構成から命令セット、パイプライン処理まで、詳細かつ体系的に解説した書籍。コンピュータがどのように動作するのか、その仕組みを深く理解するための貴重な情報源となる。特に、CPUの内部構造やキャッシュメモリの動作原理について、図解を豊富に用いて分かりやすく説明されており、ハードウェアへの理解を深めることができた。コンピュータサイエンスを学ぶ学生や、ハードウェアの仕組みに興味があるエンジニアにおすすめ。"
Q

エンジニアのインターンが技術書を30冊くらい読んでみたので、ゆるくまとめてみた

by Shiruba on Qiita 2020年3月18日
"コンピュータサイエンスの基礎を体系的に学ぶための名著。情報量が多く難易度が高いが、じっくり取り組むことでハードウェアの根幹から理解が深まる。ネットでも名著と評される通り、将来的に深く学びたい読者にとって、コンピュータの仕組みを理解する上で欠かせない一冊となるだろう。著者の深い知見に触れられる。"

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