ソフトウェアアーキテクトのための意思決定術 リーダーシップ/技術/プロダクトマネジメントの活用の表紙

ソフトウェアアーキテクトのための意思決定術 リーダーシップ/技術/プロダクトマネジメントの活用

Srinath Perera, 島田 浩二

出版日: 2024/12/11

出版社: インプレス

ページ数: 304ページ

最終更新: 2024年12月4日

人気スコア: 78

どんな本?

本書は、ソフトウェアアーキテクトやテクニカルリーダーが直面する複雑な意思決定プロセスを体系的に解説する一冊です。5つの質問と7つの原則に基づき、不確実性やリスク下でのアーキテクチャ理解と適切な意思決定のための道標を提供します。システムパフォーマンス、UX、マクロアーキテクチャ(コーディネーション、状態の一貫性、セキュリティ、高可用性、スケーラビリティ、マイクロサービスなど)といった多岐にわたる技術分野における意思決定のポイントを掘り下げ、実務での応用を可能にします。さらに、リーダーシップの観点から、開発チームを効率的に導くための実践的な手法も示唆。アーキテクト、上級エンジニア、テクニカルリーダーが総合的な判断力を高め、優れたソフトウェアアーキテクチャを設計・実現するための貴重な指針となります。抽象的な概念だけでなく、具体的な章構成で網羅的に学べる点が本書の強みです。

この本に言及している記事

Z

技術書翻訳レビューに飛び込んで得られたもの

by ぐんそう on Zenn 2024年12月4日
"技術選定やプロダクト開発における意思決定のプロセスを、リーダーシップやマネジメントの観点から解説。アーキテクトが直面する複雑な課題に対し、どのように思考を整理し、合意形成を図るべきかの具体的な手法が学べる。筆者は、この書籍を通じて自身の意思決定能力が向上したと感じており、迷った際の指針となる実践的な内容が網羅されている点が本書の強みと言える。技術とビジネスの両輪を理解し、より良いプロダクト開発を目指すエンジニアにおすすめ。"