Scalaスケーラブルプログラミング 第4版 (impress top gear)の表紙

Scalaスケーラブルプログラミング 第4版 (impress top gear)

Martin Odersky, Lex Spoon, Bill Venners, 麻植 泰輔, 立野 靖博, 田所 駿佑, 水島 宏太, 長尾 高弘

出版日: 2021/6/16

出版社: インプレス

ページ数: 736ページ

最終更新: 2023年5月30日

人気スコア: 97

どんな本?

Scala言語の設計者自身が執筆する、Scalaプログラミングの包括的なバイブル第4版です。バージョン2.13に完全対応し、Scalaのオブジェクト指向と関数型プログラミングの融合、並行処理、パーサー・コンビネーターといった高度なライブラリまで、言語の根幹から実践的な活用法までを網羅しています。特に、Scala 2.13で一新されたコレクションライブラリについても詳細に解説されており、これはScala 3でもクロスコンパイル可能なため、将来にわたってコードの基盤となる重要な変更点です。本書では、言語機能だけでなく、その背景にある設計思想やプログラミングスタイルまで深く理解できるため、Scalaを体系的に学びたい開発者にとって必読の書と言えます。 Scala 3への移行期においても、Scala 2が引き続き主要なバージョンであるため、本書で得られる知識は今後も価値を持ち続けます。Scalaの「なぜ」を理解し、より洗練されたスケーラブルなコードを書くための実践的なスキルを習得したいエンジニアに最適です。

この本に言及している記事

Q

Scalaスケーラブルプログラミング第4版 第07章 組み込みの制御構造 読書メモ

by しか はむ on Qiita 2023年5月30日
"Scalaの組み込み制御構造について、特にローンパターンに焦点を当てた実践的な解説が参考になった。他の言語との比較を通じて、Scalaならではの関数値を用いたリソース管理の理解が深まった。Unit型に関する詳細な説明は、Scalaの型システムへの理解を助け、より安全で効率的なコード記述への道筋を示してくれる。JavaやC#からの移行者にとって、Scalaのユニークな機能とその応用を学ぶ上で貴重な一冊となるだろう。複雑な処理を簡潔かつ安全に記述するための具体的な実装方法を学ぶことができる。"
Q

2022年に読んだ本まとめ

by masango on Qiita 2022年12月30日
"Scalaでの開発が必要になり購入した実践的な書籍。辞書的に参照するだけでなく、本書を読み込むことで、より効率的でスケーラブルなScalaコードを書くための深い理解が得られます。網羅的な内容のため、 Scala のエキスパートを目指す開発者にとって、長期的に価値のある一冊となるでしょう。"