ディジタル作法 −カーニハン先生の「情報」教室−の表紙

ディジタル作法 −カーニハン先生の「情報」教室−

Brian W. Kernighan, 久野 靖

出版日: 2013/2/26

出版社: オーム社

ページ数: 288ページ

最終更新: 2023年4月10日

人気スコア: 60

どんな本?

現代社会で必須の「ディジタル教養」を身につけ、情報化社会を生き抜くための確かな知見を得たい方へ。本書は、技術系ではない学生や、デジタル社会を正しく理解したいと願うすべての「一人前の社会人」を対象に、ITの普遍的な技術や概念を丁寧かつ分かりやすく解説します。計算機科学者ブライアン・カーニハン氏によるプリンストン大学の講義を基にした本書では、ITに関するニュースを正確に読み解き、時にはその誤りを指摘できるほどの本質的な理解が深まります。コンピュータと通信の根源的な原理から、現代社会におけるデジタル技術の役割までを網羅的に学ぶことで、情報過多な時代において情報の真偽を見極める力が養われます。表面的な知識ではなく、なぜそうなるのかという本質を理解することで、今後登場する新しい技術にも対応できる汎用的な思考力が身につくでしょう。デジタル社会で自信を持って意思決定し、活動するための確かな基盤を提供する、まさに「ディジタル作法」を学ぶための一冊です。

この本に言及している記事

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読んだ技術書を記録していくだけの記事

by 福島 隆宏 on Zenn 2023年4月10日
"カーニハン先生の著書で、ハードウェア寄り低レイヤーからコンピュータの基礎を学べる良書。筆者は、著名なカーニハン先生の本は読んでおきたいという思いから手に取り、コンピュータ科学の基礎を深く理解する上で役立ったと評価。単なる技術解説に留まらず、情報科学に対する哲学的な視点も得られるため、技術の背景にある本質を探求したいエンジニアに強く推奨。"