なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書)の表紙

なぜ働いていると本が読めなくなるのか (集英社新書)

三宅 香帆

出版日: 2024/4/17

出版社: 集英社

最終更新: 2024年10月23日

人気スコア: 244

どんな本?

本書は、現代社会において多くの人が抱える「仕事に追われて読書を楽しめなくなった」という悩みに、歴史的・社会的な視点から切り込みます。著者は、労働と読書の歴史的変遷を明治時代から現代まで紐解き、日本人の「仕事と読書」のあり方がどのように変化してきたのかを明らかにします。自己啓発書の台頭、サラリーマン階級と教養、ビジネスマンが読んだベストセラー、そして現代の「仕事がアイデンティティになる社会」に至るまで、各時代の特徴を詳細に分析。これにより、なぜ現代人が読書から離れてしまうのか、その根源的な理由を理解することができます。単なる読書術ではなく、現代の労働観や生き方そのものに問いを投げかける本書は、仕事と趣味・自己啓発のバランスに悩むすべての人、そして本を読むことの喜びを再び見出したいと願うすべての人にとって、必読の内容と言えるでしょう。特に、現代社会における「全身全霊」で働くことへの疑問を提起し、より豊かな人生を送るためのヒントを与えてくれます。

この本に言及している記事

Q

みせてやるよ本気!月10冊読むエンジニアの最強読書術

by 渡邉 臣 | JISOU on Qiita 2024年10月23日
"多くの人が読書をしたいと思いつつも、実際には読めないという現代の状況を浮き彫りにしたベストセラー。読書に苦手意識がある人や、読書習慣をつけたいと考えている人にとって、読書ができない根本原因と、それを克服するための具体的なヒントを与えてくれる一冊です。読書への苦手意識を克服し、習慣化への第一歩を踏み出すための示唆に富む内容が期待できます。"
Z

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで

by 聖純 on Zenn 2024年7月1日
"現代社会において、労働と読書を両立させるための深い洞察を提供する一冊。長時間労働が読書文化に与えた影響や、歴史的背景を踏まえ、「なぜ本が読めなくなるのか」という問いに多角的に迫る。読書が単なる情報収集ではなく、他者の文脈に触れ、自己の新たな文脈を創造する行為であることを示唆。新しい文脈を作る余裕のなさから読書が遠ざかる現状を指摘し、「半身で働く」ことの重要性を提唱。読書体験を豊かにしたいと考えるすべての人に、新たな視点と実践へのヒントを与える。"

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