統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)の表紙

統計でウソをつく法―数式を使わない統計学入門 (ブルーバックス)

ダレル・ハフ, 高木 秀玄

出版日: 1968/7/24

出版社: 講談社

最終更新: 2022年12月31日

人気スコア: 50

どんな本?

統計数字やグラフは、時に人を惑わすことがあります。本書『統計でウソをつく法』は、数式を一切使わずに、統計がどのように誤解を生み、あるいは意図的に利用されるのかを、ユーモラスかつ鋭く解説する入門書です。単に統計を鵜呑みにするのではなく、「統計でだまされない」ために、「統計でだます方法」を知ることの重要性を説きます。「平均」「相関関係」「トレンド」といった日常で触れる機会の多い統計的概念が、どのように見せ方によって真実から乖離していくのか、具体的な事例を交えて明かします。政治、広告、メディアなど、様々な分野で統計がいかに活用されているかを知ることで、情報リテラシーが格段に向上します。現代社会において、数字やグラフの裏にある真実を見抜く力は不可欠です。本書は、専門知識がない読者でも、統計に惑わされずに情報を正しく読み解くための思考法と洞察力を養うことを目的としています。この一冊で、情報過多な時代を生き抜くための強力な武器を手に入れることができるでしょう。

この本に言及している記事

Q

今年読んだ書籍の読書記録【2022年版】

by Hideharu Nagakura on Qiita 2022年12月31日
"統計学の基本的な概念を、身近な事例やユーモラスな解説を通して楽しく学べる古典的名著。統計データがいかに誤解を招きやすく、あるいは意図的に操作されうるのかを、豊富な例と共に解き明かします。この本を読むことで、グラフや数字の裏に隠された真実を見抜く洞察力が養われ、メディアや広告で提示される情報に対する批判的な視点を身につけることができます。データリテラシーを高めたい全ての人にとって、必読の書と言えるでしょう。"