入門 コンピュータ科学 ITを支える技術と理論の基礎知識の表紙

入門 コンピュータ科学 ITを支える技術と理論の基礎知識

J.Glenn Brookshear, 神林 靖, 長尾 高弘

出版日: 2017/3/15

出版社: KADOKAWA

ページ数: 608ページ

最終更新: 2023年9月26日

人気スコア: 197

どんな本?

全米126校で採用される、コンピュータ科学の定番教科書がついに再刊行。本書は、コンピュータ科学を「抽象化ツールの階層構造」という一貫した視点で解説しており、ITの根幹を支える技術と理論の基礎知識を体系的に習得できます。単なる知識の羅列ではなく、コンピュータがどのように動作するのか、データがどのように処理・保存されるのかといった根本原理を深く理解することを目的としています。ITエンジニアとしてキャリアを築く上で、表面的な技術だけでなく、その背後にある普遍的な原理原則を理解することは、将来的な応用力や問題解決能力を養う上で不可欠です。本書を読むことで、既存の技術を深く理解するだけでなく、新しい技術が登場した際にも柔軟に対応できる応用力の基盤を築くことができます。コンピュータ科学の全体像を把握し、ITリテラシーを高めたい学生や実務者にとって、必読の一冊と言えるでしょう。

この本に言及している記事

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初学者によるネットワーク入門(『入門 コンピュータ科学: ITを支える技術と理論の基礎知識』第4章 ネットワーク 読書メモ)

by nerikara on Zenn 2023年9月26日
"ITの基礎を網羅的に学べる貴重な一冊。特にネットワーク、プロトコル、暗号化の章は、表面的な知識から一歩踏み込み、その原理と仕組みを深く理解するのに役立った。実務で遭遇する様々な技術の根幹を理解できたため、問題解決能力が向上した。コンピュータサイエンスの全体像を掴みたい初学者や、技術の背景を学び直したい経験者にも強く推奨できる。"
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書評『入門 コンピュータ科学: ITを支える技術と理論の基礎知識』: 第7章 ソフトウェア工学

by nerikara on Zenn 2023年9月11日
"コンピュータ科学の基礎からソフトウェア工学の原理までを、具体的な内容から抽象的な概念へとボトムアップで解説する入門書。特に「ソフトウェア工学」の章では、開発フェーズ、モジュール性、品質保証などの基礎を網羅し、日々の開発業務を原理原則と照らし合わせて理解を深めるのに役立つ。ソフトウェア工学の歴史的背景や、他分野との比較を通じて、その本質を捉え直したいエンジニアに推奨する一冊。"
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[初学者向け]プログラミングを独学する上で参考になる書籍

by Nobkz on Zenn 2021年1月13日
"ITを支える技術と理論の基礎知識を体系的に学べる入門書。コンピュータ科学の教養を深めることで、プログラミングだけでなく、ネットワーク、データベース、セキュリティなど幅広いIT分野への理解度が向上します。技術の変化に左右されない普遍的な知識を身につけ、IT業界で活躍するための土台を築きたい方に最適です。"