読んだ技術書を記録していくだけの記事
by 福島 隆宏 on Zenn 2023年4月10日
"大学の教科書のような位置づけで、ソフトウェア開発の手法や歴史をざっくりと学べる一冊。筆者は、体系的な学習には適しているものの、読み物としては眠くなることもあると正直な感想を述べている。ソフトウェア開発の理論や歴史的背景を網羅的に学びたい学生や、基礎知識を堅実に固めたいエンジニアにとって、信頼性の高い情報源となる。開発プロセス全体の理解に貢献する。"
どんな本？
本書「ソフトウェア工学の基礎 改訂新版」は、ソフトウェアの開発から保守まで、その全工程をコンパクトかつ網羅的に学べる、定評ある教科書の最新版です。現代のソフトウェア開発現場で求められる知識を効率的に習得できるよう大幅に改訂されており、アジャイル開発、要求工学、プロジェクト管理といった重要なトピックについての解説が強化されています。これにより、実務におけるプロジェクト推進力や品質向上に直結する実践的なスキルが身につきます。また、刊行以降のAI、機械学習、データサイエンスといった近年の技術発展を踏まえ、事例が全面的に見直されているため、現代的な課題に対応するための洞察と応用力が養えます。ソフトウェア開発の全体像を理解し、最新のトレンドを取り入れた開発手法や管理ノウハウを習得することで、実際のプロジェクトで即戦力として活躍するための強固な土台を築きたい方に最適な一冊です。